殷代後期の饕餮文(とうてつもん)を施した青銅鼎
殷代後期の饕餮文(とうてつもん)を施した青銅鼎

青銅器の龍シルバーリングの展開図を紹介します

今日は、先週紹介したクロマニヨンの新しい核となるオリジナルのシルバーアクセサリー、青銅器の龍シルバーリングの展開図を紹介します。

まずはこちらのイラストをご覧ください。

青銅器の龍シルバーリングの展開図青銅器の龍シルバーリングの展開図

中央に配置された龍の顔は正面を向き、裂けた口と渦巻状に曲がりくねった太い角を持っています。
その2つの飛び出た大きな目はこちらをじっと睨みつけています。

次に、両端の巻き上がった龍の尾の部分から中央に向けてゆっくり目を運んでみてください。

身をよじらせた龍の体には雷文と呼ばれる渦巻き文が体を覆いつくしています。

この雷文は稲妻の形象と言われ、中国の吉祥文様の中でも特に有名なものです。

折れ曲がった太い腕の先には鋭い爪が見られ、力を誇示しています。

胴体からゆっくり顔に目をやると、先ほどまでは正面を正視していたはずの龍の顔が違って見えてきます。

今度は鼻梁のところで頭を突きあわせた2頭の龍の横顔が目に映っているはずです。

一にしてニ、ニして一、森羅万象の根本理論を陰と陽の2つのカテゴリに分けて説明する中国の陰陽思想が3500年も前から息づいていたことが伺えます。

龍の鼻梁にあたる部分

龍の鼻梁にあたる部分

龍の鼻梁にあたる部分はこのような造形になっています。

龍の意匠はこのリングの平面部分に裏側まで回り込むように作られています。

上のイラストの黒い部分は深く掘られた部分を表しており、凹凸の高低が龍の意匠を浮き上がらせています。

リングの掲載までもうすぐです!ご期待ください!

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