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  • 職人の技を見て長年の疑問が解けました。

    直径わずか1.75mm。この極小の銀の粒にどうやって穴を開けるのかずっと疑問に思っていました。最初に考えついたのは極細のドリル。買って試してみてすぐ不可能とわかりました。カレン族シルバーの職人は一体どうやっているのでしょうか?

    極小の銀の粒(直径1.75mm)極小の銀の粒(直径1.75mm)

    これがカレン族シルバーの村で長年の疑問が解けた瞬間の動画。なるほど!こうするんですね!

    小さな窪みに極小の銀粒を入れ、先端の尖ったたがねを打ち込み、ひっくり返して反対側にも打ち込み穴を貫通させます。単調な作業をひたすら繰り返すことで習得した熟練の技。さすが早いですね!

  • カレン族の民族衣装は魏志倭人伝の倭人の様子にそっくりです。

    スゴー・カレン族の民族衣装。黒は既婚女性であることを表します。カレン族には諸族あり、主にスゴーとポーに分けられます。首の長さに美意識を持つことで有名な首長族もカレン族系の支族の一つです。

    スゴー・カレン族の民族衣装スゴー・カレン族の民族衣装

    ポー・カレン族の民族衣装。スゴーとポーでは民族衣装が異なります。言葉も違います。同じカレン族だけど意思疎通は不可能です。今回のカレンシルバーの村訪問で、スゴーとポーの区別が民族衣装を見ただけでわかるようになりました。

    ポー・カレン族の民族衣装ポー・カレン族の民族衣装

    スゴー・カレン族の模様スゴー・カレン族の模様

    10年前に購入したカレン族の民族衣装が10着程あります。改めて広げてみたら刺繍された模様の美しさに感動しました。これはスゴー・カレン族の模様。

    ポー・カレン族の模様ポー・カレン族の模様

    こちらはポー・カレン族の模様。ポー・カレン族は自らをプローン(意味:2番目)と呼びます。スゴー・カレン族の自称はパガニョー(意味:森に住む人)です。首長族はカヤン(意味:人)です。

    なぜ自らを2番目と呼ぶのかポー・カレン族の村で聞きましたが「わからない」とのことでした。昔は何かを意味していたのかもしれません。

    ポー・カレン族の男性民族衣装ポー・カレン族の男性民族衣装

    ポー・カレン族の男性民族衣装。手で紡いだ木綿糸を草木染めして、織り上げたものです。カレン族の女性は家族の着るものを何日もかけて織り上げます。

    邪馬壹国について記した魏志倭人伝。3世紀頃に書かれたこの歴史書は古代日本人「倭人」をこう記しています。

    男性は長幼の別なく、顔と身体に刺青を施す。木綿を頭に巻き、衣服は1枚の布のようにし、中央に穴を開けで頭を出す貫頭衣をまとう。

    ここだけ読んだら、まるでカレン族のことを書いていると思うくらいピタリとあてはまります。貫頭衣を身に着ける民族は近隣諸国でカレン族系だけです。魏の使者が見た倭人も恐らくこんな格好だったのでしょうか。

    カレン族と高床式家屋カレン族と高床式家屋

  • カレン族シルバーを黒化する。簡単にできます。

    カレン族シルバーの村で学んだ黒化方法

    カレン族シルバーの持ち味には、温かみのある質感、無骨で荒削りの形状、そして黒化仕上げで浮き出す刻印などがあります。
    カレン族シルバーアクセサリーを長い間身に着けていると、擦れたりして黒化部分が次第に薄れていきます。
    このような場合や、刻印部分にもっと陰影を付けたいという場合の黒化方法をカレン族シルバーの村で学んできましたのでご紹介します。
    どこの家庭にでもあるような簡単な道具を使い、数分で完了しますのでぜひ試してみてください。

    黒化前の比較黒化前の比較

    用意するもの

    – 黒化するシルバー
    – 綿棒
    – スチールウール※できるだけ目の細かいもの
    – 塩素系漂白剤※塩素系なら何でもOK

  • 用意するもの用意するもの

    黒化前の比較

    次の写真をご覧ください。左側は黒化部分が薄れてしまっているカレン族シルバービーズ、右が通常のものです。

    黒化前の比較黒化前の比較

    漂白剤を付ける

    綿棒に漂白剤を少し付けて、黒化したい部分だけに少しづつ塗ってください。※黒化しすぎないよう十分注意し、目立たないところで試してみてから行ってください。

    漂白剤を付ける漂白剤を付ける

    漂白剤を付ける漂白剤を付ける

    漂白剤塗付後10秒経過

    漂白剤を塗るとすぐに茶色に変色し、次第に黒くなります。日光にあてると変色が早くなり、時間が経つほどに黒さを増していきます。

    漂白剤塗付後10秒経過漂白剤塗付後10秒経過

    漂漂白剤塗付後5分経過

    完全に真っ黒になりました。

    漂白剤塗付後5分経過漂漂白剤塗付後5分経過

    スチールウールで研磨

    スチールウールでやさしくなでるようにこすってください。

    スチールウールで研磨スチールウールで研磨

    研磨終了後の比較

    黒化前に比較したシルバーを右側に置くと黒化により陰影が濃くなったのがわかります。

    研磨終了後の比較研磨終了後の比較

    黒化前の比較写真と比べるとその違いは歴然としています。

    黒化前の比較黒化前の比較

    カレン族シルバーの村では

    一つ一つこのように作業すると大変な手間になりますので、カレン族シルバーの村では研磨するのに機械を用います。
    研磨剤に使われているのは何と「もみ殻」です。

    研磨剤のもみ殻研磨剤のもみ殻

    もみ殻とシルバーが入ったドラム部分が回転し、もみ殻とシルバーが擦れあって研磨する仕組みです。

    研磨機械研磨機械

    化学反応

    シルバーが黒化するのは大きく分けて硫化反応と塩化反応があります。
    シルバーをほったらかしにしておいたら茶色くなっていた、温泉に入ったら青黒くなってしまったというのは硫化反応です。
    自動車の排気ガスや工場から排出されるガスには亜硫酸ガスが含まれており、この硫黄分にシルバーが硫化反応して茶色/黒に変色します。

    水仕事で漂白剤を使ったり、Yシャツのポケットにシルバーアクセサリー入れたままにして漂白剤で洗濯したら真っ黒になってしまったというのは塩化反応です。
    漂白剤に含まれる塩素と銀が反応して茶色/黒に変色します。塩化銀は光にあたると黒化が進む性質を持っています。
    フィルムカメラを銀塩カメラと呼ぶのはこの塩化銀の特性を感光剤に用いたことに由来しています。

    お手入れ

    鉄は酸化により錆びて腐食し、ボロボロに崩れていきますが、シルバーは塩化/硫化によって腐食することはありません。
    塩化/硫化部分が薄い皮膜となってシルバーを覆っているだけですので、擦れば元のように輝き出します。
    錆びにくくほとんど変色しない金やプラチナと違ってシルバーは手間のかかる金属ですが、これこそがシルバーの味わいであり、手入れをするほどに愛着の増す品となることでしょう。

  • トパーズにまつわる興味深い話。

    11月の誕生石トパーズ

    11月の誕生石はトパーズです。今日はトパーズにまつわる興味深い話を書きます。

    トパーズは和名で「黄玉」と呼ばれます。
    黄色の玉の名のとおり黄色を代表する石ですが、無色、淡青、ピンク、オレンジ、緑など様々な色があります。

    ブルートパーズ原石(天然色) ブルートパーズ原石(天然色)

    インペリアルトパーズ

    その中でも有名なものがインペリアルトパーズと呼ばれる赤みかかった黄金色を持つトパーズで、ブラジルのオウロプレト鉱山で産出します。
    オウロプレト(Ouro Preto)とはポルトガル語で黒い金を意味し、かつてゴールドラッシュで沸いた地域でもあります。
    「インペリアル(皇帝)」の名を冠するのは、他の似たような石と区別するため、名付けられた当時、ブラジル帝国(1822-1889)を統治していた皇帝ペドロ2世にあやかって名付けられました。

    トパーズとは当時一般的には黄色の貴石を意味しました。
    黄色の貴石はすべてトパーズと呼ばれていたのです。

    ゴールデントパーズ

    ブラジルには様々な貴石が産出します。
    アメジスト(紫水晶)の世界最大の産地地はブラジルです。
    アメジスト(紫水晶)は熱処理をすると紫から黄に色が変化し、シトリン(黄水晶)になります。
    天然のシトリン(黄水晶)自体は産出はとても少なく希少ですが、アメジスト(紫水晶)は豊富に産出します。

    シトリン原石(天然色) シトリン原石(天然色)

    アメジスト原石(天然色)アメジスト原石(天然色)

    当時、安価なアメジスト(紫水晶)を熱処理して作られたシトリン(黄水晶)がゴールデントパーズという名前で売りさばかれていたためこれと区別するためインペリアルの名を冠するようになりました。

    アメジストを熱処理したシトリンアメジストを熱処理したシトリン

    ブルートパーズ

    トパーズは珪酸塩鉱物の一種です。ペリドット、ガーネットも珪酸塩鉱物です。
    トパーズには2種類のタイプがあります。F(フッ素)タイプ・Al2F2SiO4とOH(水酸基)タイプに区別されます。
    OH(水酸基)タイプに属するインペリアルトパーズは、色に恒久性がありますが、F(フッ素)タイプのトパーズは光によって褪色する性質を持ちます。

    このためF(フッ素)タイプのトパーズはガンマ線や中性子をあてる照射処理と熱を加える熱処理が一般的に行われます。
    無色のトパーズに照射処理を施すと石は茶色味を帯びます。それから熱処理を施すと石は青色に変わります。
    茶色の状態ではまだ色は安定せず、光にさらされると褪色してしまいますが、青色の状態になると色は安定します。
    自然状態でのブルートパーズも存在しますが、あまりに淡い青のためほとんど流通はしていません。

    ブルートパーズ原石(天然色) ブルートパーズ原石(天然色)

    ローマ時代のトパーズ

    トパーズの名称はローマのプリニウスによって1世紀頃に書かれた博物誌の中でこう書かれています。

    「その島は霧に包まれ、水夫たちはしばしばこの島を探さなければならなかった。古代ギリシャ人はこの島を『トパゾス』と呼んでいた。トパゾスはギリシャ語で「トパズィン(探す)」から来ている。」

    博物誌

    紅海に浮かぶこの島はかつてペリドットの大産出地であった現在のザバルガート島です。

    ペリドットは黄緑から緑の色を持つ石です。
    ペリドットは古代から18世紀頃まではトパーズと呼ばれていました。
    トパゾスで採れる石だから「トパーズ」だったのです。

    では、トパーズ自身の古代での名称は何だったのか気になるところです。

    中世においてはトパーズは黄色の石の総称でした。
    しかし、鉱物学の発達により現代では上記2種類の珪酸塩鉱物だけをトパーズと呼んでいます。
    トパーズはモース硬度8でダイヤモンド(硬度10)、ルビー/サファイア(硬度9)に次ぐ硬度を持ち、水晶(モース硬度7)より硬度が高いため水晶に対して傷をつけることができます。

    しかし、このような知識を持たない古代において宝石は主に色で区別しました。
    特に外観が違っていなければ、同一の名称で呼ぶのが一般的でした。
    赤色ならばルビー、黄色ならばトパーズといった具合です。
    赤色のルビーと青色のサファイア、緑色のエメラルドと水色のアクアマリンが実は同じ鉱物だなんて昔の人は露ほども思わないことでしょう。

    ブルートパーズアクセサリー

    カレン族シルバーネックレス/柿渋染手紡ぎ木綿紐#a03-59 - ブルートパーズ。清涼感ある淡い水色、安らぎの色。
    カレン族シルバーネックレス/柿渋染手紡ぎ木綿紐#a03-59 – ブルートパーズ。清涼感ある淡い水色、安らぎの色。

    カレン族シルバーブレスレット/柿渋染手紡ぎ木綿紐#a06-59 - ブルートパーズ。清涼感ある淡い水色、安らぎの色。
    カレン族シルバーブレスレット/柿渋染手紡ぎ木綿紐#a06-59 – ブルートパーズ。清涼感ある淡い水色、安らぎの色。

  • 修理前と修理後

    長く続いた暑さもようやく落ち着き、開いた窓から心地よい虫の音が夜風とともに入ってくる時期になりましたね。

    修理前と修理後

    気に入ったアクセサリーほど身につけている時間が長くなります。長く身につけていると、ワイヤーが伸びてきたり、引っ掛けて壊してしまう機会も多くなります。
    お客様と一緒に月日を重ねて行き、いつまでもご愛用いただくためにクロマニヨンでは修理を承っています。
    今日は数年ぶりにクロマニヨンに帰ってきた修理品2品をご紹介します。

    1年9ヶ月ぶりの再会

    2008年12月に贈り物としてご購入いただいたラピスラズリのネックレスが1年9ヶ月ぶりに戻ってきました。
    贈られた方には大事にお使いいただていたとのことで、今回は3cmの縮小のご依頼でした。

    久しぶりの対面ですっかり日焼けして黒々としてしていましたが、ラピスラズリの色合いは遜色なく、昔と変わらぬままでした。

    修理前

    修理前修理前

    修理前修理前

    ワイヤーが折れ曲がっていたので、ワイヤーを新しいものに取替え、黒化したシルバーパーツを目の細かいスチールウールで磨きます。

    修理後

    修理後修理後

    修理後修理後

    見違えるようにきれいさっぱりとしました!
    クロマニヨンを旅立った時とほとんど変わりありません。
    ステンレスワイヤーはしなやかで美しいカーブを描きますが、折れ曲がってしまうと同じ形には戻らないため、ワイヤーを取り替える必要があります。

    壊れても元通り

    2008年3月にご購入いただいたネックレスが壊れてしまったとのご連絡をいただき、返送していただきました。

    届いてみるとストッパーが壊れてバラバラになっていました。
    シルバーパーツとブラックオニキスも少しだけなくなっていました。
    ストッパーの破損は修理でよくあるケースです。
    小さな金属パーツで止めているため、金属疲労や引っ張られたときに外れてしまいます。

    修理前

    修理前修理前

    ステンレスワイヤーが小さく丸まってしまうほど折れ曲がっていましたが、黒化したフック部分を除き、間のシルバービーズは比較的黒化せずきれいな状態を保っています。きっと大事にお手入れされていたんだと思います。

    黒化したフックはまず目の細かいスチールウールで研磨し、次にルーターで鏡面に仕上げます。
    続いて間のシルバーパーツも黒化した部分をひとつひとつ磨いて行きます。
    研磨が終わったら新しいステンレスワイヤーに入れなおして作業終了です。

    修理後

    修理後修理後

    修理後修理後

    すっかり元通りになりました!
    新品同然です。これでまたネックレスとして活躍できます。

    修理道具

    修理に使う道具を2点紹介します。

    修理道具

    修理道具修理道具

    左がフックを鏡面加工に仕上げたルーターに差し込んで使うビットです。
    研磨剤が素材自体に練りこまれているため研磨剤などを付けずに使います。
    輝きの鈍くなったシルバーも数分で鏡面に仕上がります。

    ○スリーエムラジアルブリッスルディスク/研磨砥粒入り特殊樹脂ブラシ グリーン 粗さ#6000~#8000

    中央と右はスチールウールです。
    右は一般にスーパーなどで売られているもので、中央のものはそれよりも目の細かいスチールウールです。拡大すると違いがわかります。

    ○ボンスターポンド等/超極細スチールウール#0000

    拡大写真

    スチールウール拡大スチールウール拡大

    スーパーで売られているスチールウールは目が荒いため、やさしく撫でてもシルバーが傷だらけになってしまいますので使われる場合は要注意です。
    鏡面加工に仕上げるビットも目の細かいスチールウールもホームセンターなどで手に入れられます。
    スチールウールはカレン族の村でも使われていますが、彼らは他にも赤土を研磨剤として使って磨いていたりします。
    カレン族シルバーの温かみのある鈍い光は自然の力を借りて作られているんですね。
    カレン族アクセサリーをしばらく使っているとたまに、シルバーなのに小さく赤錆びが付いていることがあります。
    たまに「赤錆びが出ました。シルバーじゃないんですか!?」とお問い合わせが来ることがあります。
    これはスチールウールで磨いた時の鉄粉が酸化して錆びたもので軽く擦るとすぐに取れるので心配いりません。
    シルバーはそれ自体では柔らかすぎるため銅を7.5%混ぜます。鉄を混ぜることはありません。

    いつでもお気軽に

    クロマニヨンのアクセサリーは壊れたらお終いではなく、ダメになってしまったパーツを交換し、修理を行うことで半永久的にお使いいただくことができます。
    修理は1年間無料、1年目以降は作業手数料2000円を頂戴しております。
    パーツに破損/欠損がある場合はパーツ費用がかかる場合があります。
    上記の修理費用はどちらもパーツの欠損がなかったため修理作業手数料2000円と再送料300円となりました。
    修理が必要なときはいつでもお気軽にお申し付けください。
    クロマニヨンの品を末永くご愛用いただくことが私たちの願いです。

  • ブレスレットは手首のいちばん細い部分の周囲をお聞きします。

    9月も半ばになり、残暑厳しいものの、朝晩は涼しさを感じられるようになってきましたね。あんなにやかましかったセミの声も少々控えめになってきたようです。

    最良の着け心地

    ブレスレットのサイズの選び方でよくお問い合わせを受けます。
    クロマニヨンではブレスレットはオーダーメイドです。服のテイラーメイド、靴のビスポークなどと同じようにお客様ご自身の手首のサイズを計測し、そこから最良の着け心地になるように計算しながらお作りします。
    ブレスレットは一般的にレディメイドでサイズがあらかじめ決まっているためか、ご注文時に同じ感覚で手首の周囲サイズではなく、仕上がり後の完成サイズを誤ってご指定されることが少なくありません。

    手首の周囲サイズが重要な要素

    ネックレスは首周りにぴったりするように鎖骨あたりに着けたり、垂らして胸骨の下あたりに着けたりと嗜好によってサイズが変化します。首の周囲サイズはネックレスの長さを決める要素にはなりません。
    しかしブレスレットは手首をちょうど1周するように製作するため手首の周囲サイズが重要な要素となります。
    ベルトを選ぶとき、ベルト自体の長さではなく、腰の周囲のサイズで決めるのとよく似ています。

    同じ長さでも内径は小さくなる

    ブレスレットを真っ直ぐ伸ばした時の長さと装着時に丸めたときの内径の周囲は当然ながら異なります。
    真っ直ぐ伸ばした時、同じ長さであっても、ブレスレットのパーツが長くて、幅の大きいものであれば内径がそれにあわせて小さくなります。

    絶対に変わらない指標

    手首のサイズは体重に余程の増減がないかぎり常に一定です。ブレスレットは使用するパーツによって内径が変わるため、クロマニヨンでは絶対に変わらない指標として手首のいちばん細い部分の周囲サイズをお聞きしております。
    ブレスレットのサイズについてお問い合わせをいただく度に、商品ページの情報不足を感じます。
    お客様を惑わせることのないよう考えて行きたいと思います。

  • ブレスレットの留め具の特徴。付けやすいものが良い留め具ではありません。

    9月に入ったというのに、猛暑が治まる気配すら感じさせませんね。
    今夏は記録を塗り替える暑さとのことですが、我が家の電気代請求書も記録更新しました。
    エアコンなしでも寝られる日が早く来てほしいものです。

    ブレスレットが着けづらい?

    ブレスレットのシルバーフックについてたまに「着けづらい」というお問い合わせをいただきます。
    ブレスレットは片手だけで装着しなければならないため、どうしても着けづらいと感じることがあります。よくある天然石のブレスレットでゴム紐や磁石のフックに慣れているとそう感じるのかもしれません。

    クロマニヨンでは、ゴム紐や磁石のフックを使用しておりません。
    クロマニヨンで使用しているフックは全てシルバー925製で引き輪、ロブスターフック(カニの手の形をしたフック)、マンテルフック(T字とO字のフック)、S字フック等があります。

    ゴム紐や磁石を使用しないのはデザインの問題もありますが、クロマニヨンはシルバーアクセサリーショップでシルバーにこだわりを持っているためです。

    ブレスレットをスムーズに着けるポイント

    フックが着けづらいという場合の多くがブレスレットを手首に乗せ、空中でフックを丸管に引っ掛けようとしています。これだとフックを引っ張ることでブレスレットが逃げてしまうため、何度やっても着けることができません。誰でも1度は経験があると思います。

    ブレスレットをスムーズに着けるポイントは着ける手首を何か台などに置いて固定することです。
    着けづらいと感じている方は次の手順を試してみください。慣れれば5秒とかからなくなります。

    左手(利き腕の反対)につける場合

    1. 左手でフックをつまんで、右手の人差し指でフックの爪を押してフックを開く。
    2. ブレスレットを机やひざの上に置く。
    3. 左手首をブレスレットの上に重ねる。このときフックは体側、丸管を手首の向こう側にする。
    4. 左手首を固定し、ブレスレットが動かないようにはさんだ状態を保つ。
    5. 右手人差し指で開いたままのフックで、左手首の向こう側の丸管をすくうようにひっかける。

    マンテルフックは抜け落ちる

    着けやすそうなので、ロブスターフック(カニの手の形をしたフック)をマンテルフック(T字とO字のフック)に交換したいというお問い合わせもたまにあります。

    ロブスターフック(イタリア製)

    ロブスターフック(イタリア製)ロブスターフック(イタリア製)

    ロブスターフック - インフィニティ(イタリア製)ロブスターフック – インフィニティ(イタリア製)

    マンテルフック(イスラエル製)

    マンテルフック(イスラエル製)マンテルフック(イスラエル製)

    一見着けやすそうに見えますが、実はあまり変わりありません。マンテルフックはT字をO字に対して垂直に立てて通すことによって装します。
    ここがポイントです。手首の動きで何かの拍子にT字がO字に対して垂直になってしまうことがあります。

    こうなるとブレスレットは音もなくするりと抜け落ちます。これを防ぐためにマンテルフックのブレスレットは手首に対して少しきついと感じるように製作します。

    常に引っ張られ緊張した状態であれば手首の動きでT字がO字に対して垂直にならず、抜け落ちることがないからです。
    少しきつめで製作しなければ抜け落ちる可能性が高くなり、きつめで製作するため着けにくくなります。

    以下の2品は以前インドネシア製のマンテルフックを使用していました。
    しかし質があまりよくないためお客様から外れてなくしてしまった、
    折れてしまったとのご意見をいくつかいただきました。

    そこで現在はアメリカから取り寄せているイタリア製で高品質のインフィニティタイプ(’∞’無限大の形)のフックにお取替えしております。
    なめらかな曲線でデザインされた非常に美しいフックです。
    このフックは構造上外れてしまうことはありません。
    クロマニヨンの品の中でも特に上位の価格帯のものだけに使用しています。
    希望があれば上記のマンテルフック(イスラエル製)への変更も承っております。

    マンテルフック(インドネシア製)

    マンテルフック(インドネシア製)マンテルフック(インドネシア製)

    マンテルフック(インドネシア製)マンテルフック(インドネシア製)

    インフィニティフック(イタリア製)

    インフィニティフック(イタリア製)インフィニティフック(イタリア製)

    フックにはいろいろ特徴があります。装飾品の素材、大きさによって変える場合もあります。
    いちばんコストが安くて、着けやすいのは引き輪かもしれません。
    しかしデザイン的にはありふれていてインフィニティフックと比べると見劣りすると思います。
    価格差は7~10倍程あります。

    引き輪(イタリア製)

    引き輪(イタリア製)引き輪(イタリア製)

    以上フックについてのよもやま話でした。

  • フェルメール・ブルー、まさにその色。

    冷たい雨が続いたせいか肌寒さを感じるようになってきましたね。
    木々の緑の葉衣が急速に赤や黄色に変化してきたのを感じます。

    さて、先月の買付で今までに見たことがないほどの高品質のラピスラズリのビーズを手に入れましたのでご紹介します。

    高品質のラピスラズリビーズ高品質のラピスラズリビーズ

    円筒型で艶出し加工をしていないこの種のビーズでこれほど美しい青をしたラピスラズリを過去9年の間で見たことがありません。
    その色は高貴で気品すら感じさせます。
    以前のビーズと比べるとその差は歴然です。

    ラピスラズリビーズの比較ラピスラズリビーズの比較

    フェルメールの絵画に見られる発色の美しい鮮やかな青「フェルメール・ブルー」のまさにその色です。

    青いターバンの少女(1665年)/フェルメール青いターバンの少女(1665年)/フェルメール

    フェルメールの用いた青はラピスラズリを精製して作られるウルトラマリンです。
    ウルトラマリンとは「海を超えてきた」という意味です。

    この時代、ラピスラズリはアフガニスタンでしか採れない非常に貴重なものでした。
    交易によって異国の船からもたらされたいままでに見たことのない発色をした美しい青はルネッサンスの画家たちを魅了したことでしょう。

    長い歳月によって多くの色が退色する中、ラピスラズリから作られたウルトラマリンは色褪せることなく、今なお絵画製作時の色を留めています。

    このビーズで作るアクセサリーはこちらです。
    フェルメールがこよなく愛した色をご覧ください。

    カレン族シルバーネックレス/ラピスラズリ#a03-20 - マットな質感、輝きを抑えた品格のある青色。
    カレン族シルバーネックレス/ラピスラズリ#a03-20 – マットな質感、輝きを抑えた品格のある青色。

    カレン族シルバーブレスレット/ラピスラズリ#a06-44 - マットな質感、輝きを抑えた品格のある青色。
    カレン族シルバーブレスレット/ラピスラズリ#a06-44 – マットな質感、輝きを抑えた品格のある青色。

    カレン族シルバーブレスレット/ラピスラズリ#a06-28 - マットな質感、輝きを抑えた品格のある青色。
    カレン族シルバーブレスレット/ラピスラズリ#a06-28 – マットな質感、輝きを抑えた品格のある青色。

    カレン族シルバーブレスレット/ラピスラズリ#a06-33 - マットな質感、輝きを抑えた品格のある青色
    カレン族シルバーブレスレット/ラピスラズリ#a06-33 – マットな質感、輝きを抑えた品格のある青色

    ビーズはアクセサリーにする前に、面取り作業を行います。
    面取りとはビーズの上下の面を平らにならす作業です。
    ビーズは作られたままの状態ではよく目を凝らしてみると凹凸や斜めになっていたりしています。

    ラピスラズリビーズの面取りラピスラズリビーズの面取り

    これをダイヤモンドやすりをつけたルーターでひとつひとつ丁寧に削り落としていきます。
    こうやって手間をひとつかけることでネックレスやブレスレットのラインが美しいカーブを描くようになります。

  • コンチョのデザインが決まりました!

    前回のメルマガでお知らせした新企画「龍の尾」をモチーフにした革小物。その革小物に使われるコンチョのデザインが皆さまの投票を元に決まりましたので発表します!
    ※コンチョ…財布やバッグなどの革製品に付けられるドーム型の飾りボタン

    シルバーコンチョのデザイン

    投票総数85票の中で圧倒的に人気のあったのは03でした。

    コンチョ03コンチョ03

    以下、04、01、02の順位となりました。

    当初、コンチョは1つだけ作る予定で投票を行いました。
    しかし1位以外のコンチョにもそれぞれに特徴があり、このまま眠らせるのはもったいないと思うに至りました。
    そこで予定を変更して2つのコンチョをサイズ違いで作ることにしました!

    コンチョ01コンチョ01

    コンチョ03コンチョ03

    サイズは15mmと19mm。03は直径19mmで製作します。
    03の次に人気の高かったのは04ですが直径15mmの小さなサイズでは04の複雑なデザインの細部を表現しきれない可能性があり、デザインの単純な01を選択することにしました。

    どちらのデザインも中国古代の青銅器に現れる龍の姿を移し込んでいます。
    飛び出した眼が特徴的なデザインです。

    コンチョ01コンチョ01

    03は2匹の龍が交わる姿を容易に見て取れますが、01にも実は2匹の龍が存在しています。
    お分かりいただけるでしょうか?

    この新企画の進捗状況は順次お知らせします。ご期待くださいね!!

  • 新企画!「龍の尾」をモチーフにしたバッグや革小物。

    青銅器の龍シリーズに加わる新アイテムの企画がスタートしました。
    クロマニヨンのアイテムは現在シルバーアクセサリーのみですが、今回の企画はシルバーアクセサリーではありません。
    「龍の尾」をモチーフにしたデザインのバッグや革小物になる予定です。
    「龍の尾?」「革小物?」「シルバーアクセサリーじゃないの?」というたくさんのクエスチョンについては、ブログとメルマガで企画の進行とともにお答えしていきます。
    何といってもまだ企画段階なので、アイデアをこれから形にしていくのを暖かく見守っていてくださいね。
    またこの企画にはぜひみなさまにもご参加していただき、お力をお借りできればと思っています。

    数日前に、モチーフである「龍の尾」に付くシルバーコンチョのデザインがデザイナーの山本さんより上がってきました。
    コンチョとは財布やバッグなどの革製品に付けられるドーム型の飾りボタンです。
    山本さんより送られてきたデザインは4点。全部製作したいところなのですがコスト的に難しいので1点に絞りたいと思います。

    シルバーコンチョのデザイン

    どのデザインを実現するかはみなさまからの投票を参考にして決めたいと思います。
    次からいちばん気に入ったものを教えていただければ大変うれしいです。
    そのデザインを選んだ理由、こんなものを作ってほしいという要望などがあったらコメントに残してください。

    どんなアイテムが登場するかあなたの一票で決まるかも?!