ブレスレットが着けづらい?
ブレスレットの留め具についてたまに「着けづらい」というお問い合わせをいただきます。
ブレスレットは片手だけで装着しなければならないため、どうしても着けづらいと感じることがあります。
よくある天然石のブレスレットでゴム紐や磁石の留め具に慣れているとそう感じるのかもしれません。
クロマニヨンでは、ゴム紐を使用しておりません。
クロマニヨンで使用している留め具は全てシルバーSV925で引き輪、ロブスタークラスプ(カニの手の形)、トグルクラスプ(T字とO字)、Sフッククラスプ等があります。
ゴム紐を使用しないのは耐久性の問題もありますが、クロマニヨンはシルバーアクセサリーショップでシルバーにこだわりを持っているためです。
ブレスレットをスムーズに着けるポイント
フックが着けづらいという場合の多くがブレスレットを手首に乗せ、空中でフックを丸管に引っ掛けようとしています。
これだとフックを引っ張ることでブレスレットが逃げてしまうため、何度やっても着けることができません。誰でも1度は経験があると思います。
ブレスレットをスムーズに着けるポイントは着ける手首を何か台などに置いて固定することです。
着けづらいと感じている方は次の手順を試してみください。慣れれば5秒とかからなくなります。
左手(利き腕の反対)につける場合
- 左手で留め具をつまんで、右手の人差し指で留め具の爪を押して留め具を開く。
- ブレスレットを机やひざの上に置く。
- 左手首をブレスレットの上に重ねる。このとき留め具は体側、丸管を手首の向こう側にする。
- 左手首を固定し、ブレスレットが動かないようにはさんだ状態を保つ。
- 右手人差し指で開いたままの留め具で、左手首の向こう側の丸管をすくうようにひっかける。
留め具の種類
ロブスタークラスプ – イタリア製
ロブスタークラスプ(カニの手の形) – SV925 イタリア製
低価格帯から高価格帯に使用。シンプルで主張しないのでどんなデザインにも合う。やや付けにくい。
インフィニティクラスプ – イタリア製
インフィニティクラスプ(∞無限大の形) – SV925 イタリア製
なめらかな曲線でデザインされた非常に美しい留め具。構造上外れることはない。高価格帯でパーツの幅が大きなものに使用。
トグルクラスプ – イスラエル製
マンテル(T字とO字) – SV925 イスラエル製
引き輪 – イタリア製
引き輪 – SV925 イタリア製
いちばんコストが安くて、着けやすい
マグネットクラスプ – イタリア製
マグネットクラスプ – SV925 イタリア製
抜群の着けやすさだが外れることがある
トグルクラスプは抜け落ちる
着けやすそうなので、ロブスタークラスプ(カニの手の形)をトグルクラスプ(T字とO字)に交換したいというお問い合わせもたまにあります。
一見着けやすそうに見えますが、実はあまり変わりありません。
トグルクラスプはT字をO字に対して垂直に立てて通すことによって装着します。
ここがポイントです。
手首の動きで、偶然T字がO字に垂直になった時するりと抜け落ちることがあります。
ブレスレットは視界の範囲内で、手首の感覚が鋭敏なため、気づきやすいですが、アンクレットには不向きです。
視界外で気が付いたらなくなっていたということがまれにあります、
留め具の特徴と交換料金
留め具にはいろいろ特徴があります。装飾品の素材、大きさによって変える場合もあります。
いちばんコストが安くて、着けやすいのは引き輪です。
| 留め具 |
着けやすさ |
外れにくさ |
丈夫さ |
特徴 |
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〇 Good |
◎ Excellent |
△ Average |
メリット
- 外れることはないので気軽に扱える。
- 控え目でアクセサリー自身を美しく見せる。
- 軽量なのでブレスレットの場合、留め具が手の甲側に来にくい。
- 細身のアクセサリーに向いている。
- バネ式の開閉機構は構造上外れることはないのでアンクレットに適切。
- トリガークラスプよりやや着けやすい。
デメリット
- 片手で操作するブレスレットの場合、装着に慣れが必要。年齢とともに指先の器用さが低下していくので、個人差はあるが年代によって着けづらさを感じる。
- 極小バネの反発力で開閉する繊細な作りのため、開くとき留め具の爪を一定以上に引くとバネが壊れ、口が閉まらなくなる。新品でも力加減を誤れば壊れる。この場合は留め具ごと交換。
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△ Average |
◎ Excellent |
△ Average |
メリット
- 外れることはないので気軽に扱える。
- 控え目でアクセサリー自身を美しく見せる。Sはネックレス、Mはブレスレットに使用。
- 軽量なのでブレスレットの場合、留め具が手の甲側に来にくい。
- 細身のアクセサリーに向いている。
- バネ式の開閉機構は構造上外れることはないのでアンクレットに適切。
デメリット
- 片手で操作するブレスレットの場合、装着に慣れが必要。年齢とともに指先の器用さが低下していくので、個人差はあるが年代によって着けづらさを感じる。
- 極小バネの反発力で開閉する繊細な作りのため、開くとき留め具の爪を一定以上に引くとバネが壊れ、口が閉まらなくなる。新品でも力加減を誤れば壊れる。この場合は留め具ごと交換。
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△ Average |
◎ Excellent |
△ Average |
メリット
- 控え目でアクセサリー自身を美しく見せる。
- 軽量なのでブレスレットの場合、留め具が手の甲側に来にくい。
- 細身のアクセサリーに向いている。
- 上部と下部に回転機構を持ち動きがなめらか。
- バネ式の開閉機構は構造上外れることはないのでアンクレットに適切。
デメリット
- 片手で操作するブレスレットの場合、装着に慣れが必要。年齢とともに指先の器用さが低下していくので、個人差はあるが年代によって着けづらさを感じる。
- 極小バネの反発力で開閉する繊細な作りのため、開くとき留め具の爪を一定以上に引くとバネが壊れ、口が閉まらなくなる。新品でも力加減を誤れば壊れる。この場合は留め具ごと交換。
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△ Average |
◎ Excellent |
△ Average |
メリット
- 無限大∞(インフィニティ)の名を持ち、なめらかな曲線でデザインされた美しい留め具。
- バネ式の開閉機構は構造上外れることはないのでアンクレットに適切。
デメリット
- 片手で操作するブレスレットの場合、装着に慣れが必要。年齢とともに指先の器用さが低下していくので、個人差はあるが年代によって着けづらさを感じる。
- 極小バネの反発力で開閉する繊細な作りのため、開くとき留め具の爪を一定以上に引くとバネが壊れ、口が閉まらなくなる。新品でも力加減を誤れば壊れる。この場合は留め具ごと交換。
- やや重量があるので細身のアクセサリーに不向き。
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〇 Good |
◎ Excellent |
〇 Good |
メリット
- 無限大∞(インフィニティ)の名を持ち、なめらかな曲線でデザインされた美しい留め具。
- バネ式の開閉機構は構造上外れることはないのでアンクレットに適切。
- 左右両方が同時に開閉するので着けやすい方を選べる。
- 留め具が大きく、厚みがあるので把持しやすい。
- 開閉レバーが出っ張っているので指の腹で操作しやすい。
デメリット
- 片手で操作するブレスレットの場合、装着に慣れが必要。年齢とともに指先の器用さが低下していくので、個人差はあるが年代によって着けづらさを感じる。
- 極小バネの反発力で開閉する繊細な作りのため、開くとき留め具の爪を一定以上に引くとバネが壊れ、口が閉まらなくなる。新品でも力加減を誤れば壊れる。この場合は留め具ごと交換。
- やや重量があるので細身のアクセサリーに不向き。
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△ Average |
△ Average |
◎ Excellent |
メリット
- シンプルで均整の取れた美しいデザイン。
- 単純な構造なので壊れにくい。
デメリット
- 片手で操作するブレスレットの場合、装着に慣れが必要。年齢とともに指先の器用さが低下していくので、個人差はあるが年代によって着けづらさを感じる。
- 着けやすさはトリガークラスプと同程度。
- 装着中、偶然T字がO字に垂直になった時するりと抜け落ちることがあるのでアンクレットには不向き。
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△ Average |
△ Average |
◎ Excellent |
メリット
- シンプルで均整の取れた美しいS字デザイン。
- 単純な構造なので壊れにくい。
デメリット
- 17mmと長くブレスレット、アンクレットに不向き。
- 頑丈過ぎて、開閉しづらいため、常に口を閉じたままで丸カンをねじ込むように着脱する。開いたままだと抜け落ちる。
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△ Average |
△ Average |
◎ Excellent |
メリット
デメリット
- 17.5mmと長くブレスレット、アンクレットに不向き。
- 何かに引っ掛けて口が開いたとき、抜け落ちやすい。
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〇 Good |
× Bad |
〇 Good |
メリット
デメリット
- 19mmと長くブレスレット、アンクレットに不向き。
- 線径が細くて柔軟性があり、着けやすいが外れやすい。
- 何かに引っ掛けて口が開いたとき、抜け落ちやすい。
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〇 Good |
〇 Good |
△ Average |
メリット
- フックが大きく開閉できる構造になっており丸カンに引っ掛けやすい。
- 先端の突起部分を根元の穴にカチッと押し込むことで外れにくくなっている。
デメリット
- 突起部分と穴が、長年の使用や、磨き布の研磨剤などにより摩耗し、緩くなったら留め具として機能しなくなる。
- 何かに引っ掛けて口が開いたとき、抜け落ちやすい。
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◎ Excellent |
× Bad |
△ Average |
メリット
デメリット
- 「着けやすい」とは「外れやすい」と同じ意味であることの理解が必要(円筒形マグネットクラスプに交換した利用者の2割は元の留め具へ再交換を希望)。
- 軽く手を振る程度では外れることはないが、運動、着替え前には必ず外す。何かにひっかけると外れてしまうので細心の注意が必要。
- アンクレットには不向き。
- ブレスレットは装着時、片手しか使えず着けづらいがアンクレットは両手を使えるので装着補助目的のマグネットクラスプは不要。
- アンクレットは素足に装着することが多く、足首は手首より注意が向かないため、知らないうちに引っ掛けて紛失することが多い。
- 外す時に必ずマグネットクラスプをつまんで外すこと。ブレスレットを引っ張って外すと磁力が大変強いため、負荷がかかり壊れやすくなる。
- 直径2mm以下ビーズを用いるブレスレットには不向き。ビーズの穴が小さく、極細のワイヤーしか通せないので、強度が弱くなる。ブレスレットを引っ張って外しがちなので張力に負けて壊れやすくなる。
- 極軽量のブレスレットには不向き。マグネットクラスプが本体より重いため、バランスを取ろうとしてひっくり返り、マグネットクラスプが手の甲側に来る。
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◎ Excellent |
△ Average |
〇 Good |
メリット
- 埋め込まれたマグネットにより端と端を近づけるとくっつき、簡単に装着できる。
- 凹凸状のフック構造が引っ張られる力に弱いマグネットクラスプのデメリットを補う。
デメリット
- 「着けやすい」とは「外れやすい」と同じ意味であることの理解が必要。
- 軽く手を振る程度では外れることはないが、運動、着替え前には必ず外す。何かにひっかけると外れることがあるので細心の注意が必要。
- アンクレットには不向き。
- ブレスレットは装着時、片手しか使えず着けづらいがアンクレットは両手を使えるので装着補助目的のマグネットクラスプは不要。
- アンクレットは素足に装着することが多く、足首は手首より注意が向かないため、知らないうちに引っ掛けて紛失することが多い。
- 極軽量のブレスレットには不向き。マグネットクラスプが本体より重いため、バランスを取ろうとしてひっくり返り、マグネットクラスプが手の甲側に来る。
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