Apr20
ネパールの学校
ネパールはヒマラヤ山麓にある国です。
国土の大半が山地で、車を通す道を作るのが難しいため、人、物の流れがどうしても限られてしまいます。
村と村を結ぶのは山あいの細い道だけ。電気は通っていないので発電機のみ。
不便ですがそれが返って美しい自然と昔ながらの生活が保たれることになり、ヒマラヤの山あいの村々を巡るトレッキングルートとして観光客に人気があります。
山に入ると1週間〜3週間くらいは下界に戻って来られないルートもあり秘境気分を味わえます。
トレッキングの出発地点となるポカラの町はトレッキングに行く人、帰ってきた人が滞留し、情報交換の場となっています。
ヒマラヤ峰の一つであるマチャプチャレの山容が湖に映しこまれる美しい景色、ゆっくり流れる時間。居心地の良さに長く留まる人もいます。
そこである日、一人の日本人男性に会いました。
年の頃は60歳前後。このくらいの歳で一人でゲストハウスに泊まっているのは大変珍しいです。
声をかけてみると、「ネパールに学校を作りに来た」と話してくれました。
資金は日本で募って集められたようです。
ネパールは風光明媚な国です。
しかし現実を見ると農業以外の主要な産業といえば観光業くらい。
物流が限定的なため、農村は自給自足の大変質素な暮らしを送っています。
識字率は低く、53.7%。GNPは1人当たり248ドルで、世界ランクで下から数えると12番目になります。
子供が労働力であるため、農作業の手伝いをさせたり、貧困のため学校に行けなかったりするのです。












