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Aug30

昼寝

菩提樹の下でボーッとする
菩提樹のハッパの隙間から
青空がこぼれる
となりに座るチベットの坊さんからは バター茶の香り

久しぶりの気分になる
ふいに坊さんが お経をあげ始める
アクビをひとつ
思わずほほえむ
おシャカさんも きっとほほえんだだろう
チベットのお経がきこえる
オレはあの人たちの あの深い赤紫色の袈裟が好き
いい色だ

ここは空気の流れが ゆるやかなような気がする
目を閉じてボーッとする
何だか落ち着いた 幸せな気分
昨日からのハラの痛みも消えたような・・・
・・・気がしただけか
ときどき上を向いて言葉を探す
目を閉じると眠ってしまいそう
かろやかに
リスが走ってった
人間臭さがいやだった
そうなるのが怖かった
でも今はちょっと違う
浅ましく泥くさく生きている人達をたくさんみた
自分勝手に
一生懸命
ある種 神々しさを感じた
オレがオレの街でオレの国で感じたことのないものだった それは
となりのチベットの坊さんは 目を閉じ 眉間にシワをよせ 深い瞑想に入った
それか寝てんのか
確かにここは 昼寝すんのにはもってこいの場所だ
オレも 瞑想のふりして
昼寝したい気分になった

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